都市や地域には、有形・無形のさまざまなアセット(資産)がある。道路や橋などのインフラ、公共施設や観光資源などは有形のアセットである。
一方、地域の歴史、文化、地域ブランドなどは無形のアセットと考えることができる。その中には、廃校や休耕田などのように、かつての役割を終え、現在は活用されていないアセットも数多くある。このような状況の中で、地域のアセットを効果的に活用し、その維持管理を図りながら、そこから社会的便益や経済的利益を生み出すことを目的としたタウンアセットマネジメント(TAM: Town Asset Management)の重要性が着目されるようになった。
TAMを実現するためには、官民連携の下で、さまざまなステークホルダーの関心や利害関係をコーディネートし、アセット活用したビジネスを実施するためのプラットフォームの計画・設計やその運営を実施できるような人材が必要となる。本養成プログラムでは、このようなTAMの推進に貢献できるような人材の育成を目指すこととする。
本養成プログラムでは、建設会社、建設コンサルタント、まちづくりNPO,地方銀行、行政等の立場で、まちづくりに関係する実務経験、大学等での教育・研究経験をお持ちの方々、あるいは大学卒業程度の知識があり、まちづくりに高い関心のある方々を対象とします。
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日本アセットマネジメント協会(JAAM)では、地方創生の深化に向けて、地域資産を活用したまちづくりを担う人材を育成するため、社会人を対象とした「タウンアセットマネージャー養成プログラム」を令和2年度より開講しています。
少子高齢化や人口減少の時代を迎え、地域を支えてきた老朽化する地域資産(アセット)に対して、計画的に利活用を図るとともに、官民連携を通じて新たな価値を創造していくことが求められています。本プログラムは、このような地域資産を活用したまちづくりに大きく貢献できるタウンアセットマネージャーを養成することを目的としています。今後、官民連携によるまちづくりの分野で活躍することを志す社会人の積極的な参加を歓迎します。
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